血圧とは、血管内を流れる血流が血管の内蔵におよぼす圧力のことです。
毎日の暮らしの中では、健康を測るための大切なバロメーターとしての役割も果たします。
塩分のとりすぎ、肥満、運動不足、喫煙などからくる高血圧や、血糖値なども気になるところでしょう。
40代以上の方は特に、健康のために注意した方が良いポイントでもあります。
自分自身の健康状態を知る方法のひとつとして、ご家庭で血圧をチェックすることをおすすめします。
血圧には、最高血圧と最低血圧があります。
ふたつの値が生み出す数値が血圧の基準となっていきます。
目標値の「至適血圧」から「高血圧重症」まで、症状と値が細かく設定されているので、測定結果は自分で勝手に判断しないで、医師の指導のもと、管理していきましょう。
血圧は様々な条件で変化し、特に、体や精神に刺激がある時に変動しやすくなります。
測定した時に、いつも一定の結果が得られるわけではありません。
そのため、血圧値を正確につかむためには、「何回か測定して、判断すること」が必要となります。
では、血圧は、どのような時に変わるのでしょうか。
変動の主な要因には、次のようなものがあります。
また、1日の血圧の変動の様子をグラフにすると、次のようになります。
これらの結果から、血圧は、起床後と就寝前に比較的安定しているといえます。
従って、血圧は、起床後と就寝前のどちらかに、毎日時間を決めて、できるだけリラックスした状態で測定すると良いでしょう。